数学(mathematica)の語源は「すでに知っていることを持ってくる」というのが定説のようです。”すでに知っている”のですから、数学は限られた能力の持つ特別な人だけのものではありません。数学の世界における感受性があれば、”持ってくる”ことがあたかも喉が渇けば飲み物を、お腹が空けば食べ物を欲しがるくらい自然にできると考えています。スポーツ界で「負けに負けの不思議なし、勝ちに勝ちの不思議あり」という言葉をきいたことがあります。”負けたときには必ず理由があるが、勝ったときには偶然勝つこともある”と理解しているのですが、数学には勝った(解けた)ときにも理由があり、なぜうまく解けたのかを考えることが大切です。つまりできない問題があるということは、できる問題で本当に理解しながらできたわけではないということがしばしばあるからです。まとめると、「数式や図形からの感受性を持つこと」「うまくできたとき、その理由を理解しようとすること」が数学に強くなるポイントです。

a0050_000127.jpg