“学習意欲の喚起と継続”は授業における指導の重要なテーマのひとつで、そのために「生徒に自信をつけさせること」も必要条件…

 答え合わせをしているとき「できた!」よりも、他の生徒の前で「できた!」から持てる自信のほうが大きいのかもしれません。生徒のノートをこっそり先回りしてチェックし、間違えていないことを確認してから、生徒に発問させれば間違えて自信を失うことはありません。これは些細な動きかもしれませんが、講師として指導する上でとても大切なパフォーマンスだと考えています。自信ってどこからやってくるのだろうか、何から生まれるのだろうか。

■”認める”…大人と比べず子供の世界観そのものを知り、受け入れる。

 大人にとって当たり前や常識を基点とする言動になっているときがあるかもしれません。大人の常識も人それぞれですから、子供を自分のコピーにしようとする―親子や先生と生徒の関係で自分の価値観をコピーしてしまうようなことに陥りたくはありません。

■”肯 定”…相手を否定せずに肯定的な声かけ

「そうだね」「それっていいね」「いいことだから続けてみよう」

「やるぅ!」「ばっちり!」「すごいやん!」

 ■”積極性”…【結果】と【これからの積極性】を評価(褒める)する

 いい結果を出せなかった子供には、これからの”あり方”を考えるプロセスを重視して評価します。「次は何をどうしたらいいのか」すぐに大人の答えを提示してしまえば、自分でやろうとしません。少し粘ります、黙っていてもそれは何も考えていないと決め付けずに、自分で考えていると捉えてそこを褒めるようにします。仮に何も考えていなくても「一生懸命考えているね」の声かけによって、そこから思考がスタートすることも少なくありません。

 我々は、このような考えを基礎とした言動が当たり前に根付くような塾づくりを目指しています。T亀岡と巽.jpg

 広い意味での学習―「学ぶこと」は「生きること」に限りなく意味が近いと考えています。物欲があり物で満たされることで心まで満たされることはなく、人間は調和ある地球社会の中での自分のアイデンティティーが認められ能力が発揮されることで生の良き美徳としての実感により満たされる生き物です。